自死に至るメカニズム

自死を選ぶ人は結構多いと思うんですけど

その理由は人それぞれだと思います。

 

ただ共通してるのは自分の中で何かが詰んでる状況ということ。

もう生きててもどうにもならんという思いが自死へ至らせるのではと思います。

 

また厄介なのは詰むポイントが他人から見れば大したことのないことであるパターンもあります。

イジメや家庭問題、貧乏なんかは恐らく他人でもその苦痛を想像しやすく自死に対してある種の納得をしてしまうのですがそういうパターンだけではないかと思います。

昨今、芸能人の自死が続いて取りあげられましたが一般人から見れば夢のような生活をしていたはずです。しかし自死に至ってしまった。

他人から見れば満足した人生を歩んでいたとしても本人にしかわかり得ない不和が生じていたのかもしれません。

 

結局のところ他人のことなんか100%理解するのは無理です。自死へ向かう心のトリガーなど人それぞれです。自分は今朝う○こを漏らし会社を欠勤しましたが心にダメージはないです。

いくら漏らして社会的にランクが下がろうが自分には知ったことはないからです。しかし他人にすれば耐えられない恥になるやもしれません。

逆に言うと自分はゲームでイライラしすぎて死にたくなる時があります。他人からすればゲームごときと思われるかと思います。イライラするのは誰にでもあるとも思うでしょう。しかし当の本人からすればこれは終わりのない無間地獄のように感じられるのです。イライラしても時間が経てばまたプレイしたくなる。その気持ちのサイクルを止めることができない。

またイライラの度合いも人それぞれかと思います。自分の場合はほとんど発狂に近く呻き声を上げながらのたうち回ります。

更に言うとそんな自分が嫌いである故に嫌なことをどんどん考えてしまいます。今まであった小さな嫌なことも含め一気にフラッシュバックしていく。目につく全てのものに嫌悪感を表します。これはものの数分で収まります。

そしてまた何の気無しに普段通りの生活を始めます。

 

これを他人に理解してもらうのは不可能でしょう。また自分はこれと一生付き合っていくのかと考えると嫌になります。そして死の選択肢が浮かび上がるのです。

 

恐らく多くの死に至るケースが存在するかと思われます。

ポイントとしては他人から見て大したことない理由でも人によっては死を選びかねないということです。苦痛の感じ方は人それぞれです。

また人生の歩み方も人それぞれです。そこで何をどう感じるかはある程度形作られます。

 

極論、どうにもならないなら死んでもいいと思います。その先の人生に今までの人生を超えるほどの幸福があるかは未知数です。

また年を経るごとに可能性の道は閉ざされつつあります。

死を選ぶのもまた一つの生き方だと思います。

人間は生を受けた時点でいつか死に至ることが決定しています。

生を受けることが死の原因なのです。